「お勧めのシンナー」といっても、 「どれが気持ち良くなれるか」とかいう話ではありません(^.^;)。 あくまで、カメラレストアに使う場合の話なので誤解なきよう。
例によって、知人に教えてもらった話です。
具体的には、ホームセンターなどでプラ用ラッカー塗料 (品名に「合成樹脂塗料」の表記があり、 用途欄に「プラスチック」と書いてあるもの)の薄め液がそれです。 ニッペ(日本ペイント)などから出ていると思います。
用途欄に「プラスチック」の表示がないものは避けてください。 別にイカンということはありませんが、 当然、その場合はプラ部品には使えません。 表面が荒れるか、最悪では溶けます。 金属部でも、焼付塗装が弱いカメラだと色落ちすることがあります。
なお、タミヤのエナメル塗料のシンナーはプラ素材を弱くします。 大量に使うと材質が脆くなり、ヒビや欠けの原因になります。 同じプラ用塗料のシンナーでも特性が違うのです。 シンナーではありませんが、プラにCRC-556でも同様に脆くなります。
そういうワケで、グンゼ産業(現 GSIクレオス)の「ミスターカラーうすめ液」をお奨めします。 また、どれを使うにしても、換気にはくれぐれも注意しましょう。
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